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ソーシャルリスニング新時代

公式Twitterフォロワー8万人、タニタに聞くソーシャルリスニングの課題

ホットリンク 内山幸樹

企業のブランド管理と密接に関わる、ソーシャルリスニング。専門家であるホットリンク・内山幸樹氏が広報部とともに語ります。

〈第1回〉
タニタ ブランディング推進室 猪野正浩室長

顧客の生の声と向き合う

猪野室長は広報のほか、新事業開拓の統括も。
新たに新潟県長岡市の健康まちづくり事業も手掛ける。

傾聴にどこまで踏み込むか

内山 ▶タニタの公式Twitterはフォロワー数が間もなく8万人になりますね。

猪野 ▶はい。この2年ほどでソーシャルメディアでの発信の体制も変わってきています。Twitterはブランド統合室と営業を兼務しているスタッフが担当し、FacebookページやInstagramは私のチームで管轄していますね。

内山 ▶元々、ソーシャルメディア活用は積極的だったんですか?

猪野 ▶始まりは2008年にスタートしたニコニコ動画の公式チャンネルですね。同年に現社長の谷田千里が就任したときにトップが先陣を切って始めたんです。社長自ら動画に出るわ、コスプレするわ、で自由にやっていました。Twitterは2011年に開設しています。

内山 ▶広報を管轄する猪野さんとしては、社長のコスプレというのは……。

猪野 ▶もう黙認ですね(笑)。「三代目のバカ社長」とネットで叩かれることもありましたが、大企業と同等の規模で広告を出せない分 …

あと68%

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