初心者から玄人まで魅了する 創造力を刺激する多彩な特集
報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。
人気メディアの現場から
あのメディアは、テーマや取材先、紹介するもの・ことをどのように選び、決定しているのだろうか。そして、その裏にはどんな人がいるのだろうか。担当者のインタビューを通じ、それぞれのメディアの「今」に迫ります。
KADOKAWA
『Tokyo Walker』
5万960部発行/隔週火曜日発売/1990年創刊
「一冊まるごと」シリーズや、「100の方法」「100人が選ぶ」など100企画が人気。エリアやグルメ、“ひとりご飯”などの切り口も。
(1)『年末年始に東京でやりたい100のこと。』(1月4日号)
(2)『100人が選ぶ極上カレー。』(7月1日合併号)
(3)『GWを満喫する100の方法。』(5月2日号)
●編集体制
編集長 1人
編集者 8人
※うち1人は業務委託
エリア情報誌として幅広く浸透している『Tokyo Walker』の7月29日発売号は、『夏を涼しく楽しむ100の方法。』。多摩エリアでの滝遊びから始まって、海の家や夏祭り、最新スポットの虎ノ門ヒルズから稲川淳二の怪談ナイトまで、100のトピックを凝縮した。「オフィスで俺たちの流しそうめんをする。」「お台場で女ゴルゴ13を気取る。」などの見出しには、“どう楽しむか”の提案にこだわる編集部の姿勢が表れている。
「『100』のシリーズは毎回人気で、今では本誌の定番企画になっています」と話すのは、2012年8月より編集長を務めるKADOKAWAの秋吉健太氏。昨年12月の合併号「年末年始に東京でやりたい100のこと。」がヒットし、芸能人から政治家まで様々なジャンルの「100人が選ぶ」ラーメンやカレーの特集も話題になった。
広報会議読者の世代なら ...