『うる星やつら』とハニークがコラボ 新たな顧客層の開拓へ
ボトルワークスは2025年2月8日から、ヘアケアブランド「HONEYQUE(ハニーク)」において、テレビアニメ『うる星やつら』デザインのアイテムを数量限定で発売。それを記念し、『うる星やつら』のキャラクターであるラムちゃんが登場する交通広告を掲出した。
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入口から売り場まで、全館が「超オトナ写真館」に。
オープニングイベントにはモデルも参加した。
山口県下関市のデパートを運営する下関大丸は、有志のメンバーで「特大の丸プロジェクト」を立ち上げた。「特大の丸プロジェクト」とは、「地域・地元密着型の百貨店のあり方」や「高齢化百貨店の活性化」をテーマに、顧客に喜んでもらうために企画・発信するプロジェクトだ。
同社はプロジェクトの第1弾として11月9日から22日まで下関在住の65歳以上をモデルにした写真館「超オトナ写真館」を実施した。65歳以上を「シニア」と呼ばずに「超オトナ」と定義した。
10月にモデルの募集を行い、夫婦や姉妹など計30組を起用。プロのスタイリストが下関大丸の商品でコーディネートし、プロカメラマンが市内各地で撮影した。
こうしてできあがった30点の写真を、下関大丸全体を写真館に見立て、館内の至るところに展示した。
写真を見た一般客からは、「モデルのイキイキとした写真を見て元気を分けてもらえた」「次回は参加を希望する」との声や、「モデル着用アイテムを購入したい」といった問い合せも売り場へ入り、各種メディアにも取り上げられた。
下関市は市内の約3人に1人が65歳以上という全国でも有数の高齢化地域(下関市発表2016年9月1日現在)。下関大丸で働く社員たちも高齢化している実態があるという。
プロジェクトリーダーを務める濱村光高氏は「社内にも閉塞感が漂っていたなか、この新プロジェクトで活気を取り戻すきっかけが作れた」と話した。