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訪日販促の明暗 ポスト爆買いを生き残る
経産省
経済産業省は、写真を中心に日本各地の観光情報を伝える「PHOTO METI PROJECT」を開始した。観光情報のデータベース「観光予報プラットフォーム」と連携し、観光地の基礎情報、混雑情報などを提供する。掲載された写真はダウンロード可能で、「クリエイティブ・コモンズ」に基づいて利用できる。Webサイトデザインはライゾマティクス。
東京都・小石川後楽園。台湾やタイ、中国、香港からの訪日客が多い。 Photo by Tokyo Metropolitan Park Association
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岡村篤(野村総合研究所)
「爆買い」が消滅したと言われるが、その実態は─。野村総合研究所の岡村篤氏は、「イレギュラーな購買行動が少なくなっただけ、という印象。中国人1人あたり買い物総額もいずれ収束することを前提にビジネスを考えるべき」と説く。
ココカラファイン(デジタルガレージ)
一頃は「買い物リスト」に載ることがプロモーションの要点の一つだった。ところがココカラファインヘルスケアの施策を担当するデジタルガレージは「中華圏客の店頭での商品選択率が7割に達した」という。
畠田千鶴(一般財団法人地域活性化センター)
地方自治体が特産品を販売したり、観光情報を発信したりする店鋪「アンテナショップ」。東京都内には7月25日時点で61店鋪ある。訪日客が多く訪れる東京で、各地域の魅力に触れれば、地方を訪れるきっかけにもなるはずだ。
広島ブランドショップTAU
訪日外国人客が日本各地へ向かうきっかけとなりそうなアンテナショップ。その中でも、躍進を続けるのが「広島ブランドショップTAU」だ。カープ人気に沸く同店を取材した。
コーセー
コーセーの「雪肌精」が国内および中国市場で堅調な伸びを見せている。9月には日本で開催したイベントから中国向けにライブ配信するといった施策も実施。「国内外トータルで『雪肌精』の売上を高めるためのマーケティング」を視野に入れる。
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