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「市松模様」が販促の新たな鉱脈になる!?

ライセンス収入で124億円を目指す 東京五輪の公式グッズ発売は6月下旬に

まだ開催まで4年以上あるが、東京2020大会エンブレムを用いた公式グッズの発売が6月下旬に始まる。グッズの投入は、五輪に向けた盛り上げムードの醸成に貢献するだろうか。

「東京2020大会エンブレム」決定が発表された記者会見。

リオ五輪では3DSソフトも公式で販売

もう間もなく、「東京2020大会エンブレム」を用いた、公式オリジナル商品が発売される。6月下旬にも公式オンラインショップで販売が始まる。五輪グッズが売れるピークは開催年の2020年の見込みで、いまから販売するのは、異例の早さだ。

五輪招致段階の計画では、グッズのライセンス契約に伴うロイヤルティー(使用料)収入の目標額は124億円だ。エンブレム使用料は基本的にはメーカー希望小売価格の5%。ただし使用料の対象は製造数が対象となる。また、公式ライセンス商品の広告・PR活動を一括して行う販促支援と、ライセンシング事業の発展を図る業務の活動基金として、メーカー希望小売価格の2%を、別途「セントラルマーケティング資金」として徴収する。

2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、「バラエティに富んだ商品展開ができるよう、できるだけ多くの企業とライセンス契約を結びたい」と話す。リオ五輪では、Tシャツやキャップ、マグカップ、ノート、マスコットフィギュアといったおなじみのグッズから …

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