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トップの現場力

加盟店100社をネットワーク化 お客様の声をダイレクトに活かす現場力

プロタイムズ・ジャパン

屋根・外壁リフォーム事業を行うプロタイムズ・ジャパンは、塗料メーカーが直営する企業。高い工事基準を設け、約100社の優良施工会社をネットワーク化し、施工の満足度向上に努めている。

プロタイムズ・ジャパン 事業本部 次長 企業開発部 部長 瀧下紗織氏(たきした・さおり)
1982年生まれ。金融業界、IT業界を経て、2008年プロタイムズの立ち上げと同時にプロタイムズ・ジャパン入社。販売促進・企画業務を担当したのち、2013 年1月より現職。

―貴社にとっての現場力とは?

当社の加盟店は、全国に約100店舗あり、日々消費者の方と接点を持ち、塗装の案件を受注しています。その加盟店が、いかに生き生きと働けるか、行動するか、実行力を高めていけるか。当社にとっての現場力は、これに尽きると思います。

加盟店の現場力を盛り上げるために重視していることが2つあります。一つ目は、本部が有名になること。キャンペーンの実施や、他社とのコラボレーションなど、さまざまな施策を通じて、ブランディングをしっかりと行い、加盟店から「すごいフランチャイズに参画しているのだ」と感じてもらいたいと考えています。

二つ目は、加盟店にとってのお客さまにあたる消費者、リフォーム工事をする施主の声を届けること。「ありがとう」という感謝の声やお褒めの言葉、施主とのきずなは、モチベーションアップにつながります。そのため、本部から施主にアンケートを送って声を集め、加盟店へフィードバックしています。

このアンケート評価をもとに、加盟店を表彰する機会もつくりました。営業品質賞、施工品質賞、新人賞、総合賞の4賞を選出し年間チャンピオンを決めています。

フランチャイズの枠組みの中では、フランチャイザーとフランチャイジーが分かれていますが、加盟店とは同じ目線で語り合えるパートナーの関係になることを目指しています。

スーパーバイザーは月に1回、加盟店を訪問し、いま困っていることをヒアリングします。そこから集めた要望を本部施策としてすぐに取り入れる流れです。例えば加盟店に設置する販促ツール一つとっても …

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