「やられた感」あふれる “他社”のうまい販促事例(前編)
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
100人の売上アップ秘策!
30周年を迎えた「雪肌精」の新プロモーション
前年対比40%以上の期間売り上げ実績増加
日本発のグローバルブランドを確立するため、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイで同時にディズニー映画「シンデレラ」とタイアッププロモーションを実施。各国の記者を集めたPRイベントやテレビ・雑誌のマス広告、ウェブ動画、店頭告知などを行った。
プロモーションに世界共通アプリを活用し「お客さまに寄り添う」というテーマを実践する。
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「特別サイトで1人100万円分の“オトナガイ”
応募総数1万3000件、前年比110%
11月4日〜30日の間、特設ページに設けた架空のオンラインストアに1万点以上のブランドアイテムを掲載。自分の好きな100万円分の商品を選び、抽選で1人に実際にプレゼントした。企画を通して、顧客が商品の幅や品揃えを実感することでクリスマス商戦につながった。
戦略的PRとウェブ施策と連動した企画を行い、リユースに触れる機会を幅広い世代にアプローチする。
コメ兵
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鉄道車両の素材を使った数量限定メガネ
Facebook拡散JINSアカウント内の当時過去最高となるシェア数191件といいね数944人を記録。鉄道フェスティバル出店の際は2日で、一般発売開始すると3時間程で完売した
鉄道車両の端材を使用したメガネの企画・販売。SNSで拡散し、Facebookは当時の過去最高シェア数を記録した。鉄道フェスティバルにも出店・販売を行い…