販売促進の専門メディア

           

販促NOW パッケージ編

カラの小瓶が、飛ぶように売れる理由

星砂の浜 (売店)小瓶/小川 亮(プラグ 代表取締役)

img01
img01

同じホシスナでも、入れる「器」によって、思い出としての価値が変わってくる。

カラの小瓶が、飛ぶように売れる理由

東京から南西へ2000キロ離れた西表島を訪ねた。マングローブが生い茂る美しい大自然が残る島である。静寂の中で植物の息吹を感じながらのカヌー移動は何よりも心のリフレッシュになる。この島に「星砂の浜」という海岸がある。港から車で5分くらいだろうか。

この砂浜の砂を手の上で振り払い目を凝らすと、1ミリほどの小さな星の形をした砂が混在している。星の形の砂だけを取り出せば、いい思い出と土産になる。

本島には少ないこの砂はホシスナと呼ばれ、西表島や竹富島などサンゴ礁が豊富な一部の島で見られる程度で、貴重な部類に入る。実際にはこの砂は砂ではなく、原生生物である有孔虫の殻である。

海岸に出ると、きれいな海を前に多くの人たちが、地面に顔を付けそうなくらい小さくなって星の砂を探している。

この海岸の売店で売られていたのが、小さな小瓶である。聞けば …

あと67%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

販促NOW パッケージ編 の記事一覧

カラの小瓶が、飛ぶように売れる理由(この記事です)
PBデザインの難しさを乗り越える セブンプレミアムの進化
その商品は心から開発担当者が作りたいものか
商品購入後の物語をつくる
2015年 上半期ランキングNo1のパッケージ
分かりやすい、美味しそう、棚で目立つ

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する