前回は32作品が商品化　次世代クリエイター発掘イベント

第2回雑貨大賞にて見事大賞に輝いた、ちょっとホラーな氷が作れる製氷器。

書籍、雑貨などを扱う小売店・ヴィレッジヴァンガードが企画・運営する「第2回雑貨大賞」の表彰式が、11月3日に行なわれた。

これは若手クリエイターの発掘及び支援を狙いとした企画で、入賞作品は同社協力のもと、商品化が検討される。初回となる去年の「第1回雑貨大賞」では32個の作品を商品化した。受賞者は自作サンプルや設計図を提供し、商品の監修を行なう。5～6カ月の制作期間を経て発売された商品は、いずれも好調な売れ行きだ。

第2回目となる今回はウェブサイトでの一般公募に加え、デザイン系専門学校の学生にも積極的にアプローチ。授業での宣伝や校内でのチラシ配りを通じて、学生たちに作品の応募を促した。

「若い感性への期待はもちろんのこと、学生ならではの情報発信力を活用する狙いもありました。さらに作品審査では、審査員による審査に加え一般参加可能なウェブ投票も実施。これらはイベントを盛り上げ、注目度を高める効果があったと思います」（ヴィレッジヴァンガードコーポレーションマーケティング本部小堀聡子氏）。

応募数は前回を上回る1500点以上となった。今後は商品化された入賞作品を各店舗でどう販売・陳列するかなど、店舗との情報共有を密にし、連携を進めていく。

開催場所	渋谷パルコ
実施期間	（作品募集期間）2015年7月15日～9月22日（ウェブ投票期間）10月6日～11月2日（作品展示・会場投票・トークセッション・ライブイベント）11月1日～11月3日（表彰式）11月3日
目的	「クリエイター支援」をコンセプトに、若手クリエイターによる面白い雑貨の商品化をサポートすること
ターゲット	普段からヴィレッジヴァンガードを利用しており、ネットを利用した情報の受発信にも積極的な10～30 代男女
告知メディア	公式サイト、フェイスブック、チラシなど