各業態で「店頭にロボットを導入」という文言がメディアを飾った2015年。消費者はどうとらえているのだろうか。<調査協力:クロス・マーケティング/調査地域:一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)/対象者:男女、20〜69歳/サンプル数:1000サンプル/手法:インターネット調査(2015 年11月に実施)>
ロボット革命元年」と言われた2015年。2月の初回生産300台に加え、6~10月に毎月1000台が1分で完売したソフトバンクロボティクスの「Pepper(ペッパー)」をはじめ、店頭接客やイベントで人型ロボットが登場し、生活者とコミュニケーションを取る光景がメディアで取り上げられることも少なくなかった。
今後ロボットがさらに普及し、スタッフの一員として当たり前に店頭に立つ姿を、消費者はどうとらえているのか。
ロボットを導入した企業や店舗への印象を尋ねると、「先進的に感じる」という声が最も多かった。「好意的に感じる」という声は全年代を通じて少ない結果となり、逆に「あまり好意的に感じない」という声のほうが多くなった。ただ、「好意的に感じない」人には世代差があり、若くなるにつれて比率が下がるようだ。「人に接客をしてほしい」という声は性別で差が出た。概ね、男性のほうが「人による接客」を求める傾向があり、20代、30代、50代で女性を上回った。
「ロボットが担当するのにふさわしいサービス」で最も多かったのは…
あと38%