2015年は、より広い層へのスマートフォンの普及が進み、専用アプリを用意したり、対話アプリなどを活用して、消費者とリアルタイムにやりとりをするケースも増えた。ゲームとのコラボやロボット接客の話題も目立った一年だった。
会話で消費者ニーズ探る
2015年末までに1000店舗規模での展開 「ペッパーr」には、接客にユーモア性、エンターテインメント性を持たせる「遊びコンテンツ」が設けられている。
ネスレ日本は、パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を全国家電量販店などの「ネスカフェ」コーヒーマシン売り場で、接客に活用している。「いらっしゃいませ、コーヒーいかがですか?」などと声をかけ、顧客との会話でニーズを探り、それを満たすコーヒーマシンについて製品を紹介する。
19カ国語対応のロボット
外国人客への対応に期待 身長は約58センチメートル。肘や膝など25個の関節を生かして、器用にポージングする。
三菱東京UFJ銀行は、窓口案内などのためにヒト型接客ロボット「NAO(ナオ)」を試験的に導入した。「ペッパー」と同じく、ソフトバンクが出資する仏アルデバラン製 …
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