生活者の行動や状態に関するデータを集め、効率的な店舗集客や販促につなげていこうとするサービスが次々と登場している。自社が解決したい課題や目的に合うサービスを選んでいく必要があるだろう。ここでは、販促担当者の悩み別に顧客が「見える」サービスを紹介する。
販促担当者の声
実店舗の集客策とオンラインでの打ち手がバラバラ
解決手法
ウェブ上とリアルの購買行動データを統合しよう
リアル店舗の購買行動に合わせ自動で販促施策を打ち出す
顧客一人ひとりに最適な販促策を素早く打ち出すために、注目が集まるマーケティングオートメーションサービス。あらかじめどんな人にどんな施策を打つかルールをつくり、顧客へのアプローチを自動化するものだが、店舗への来店といったオフラインの行動についてもデータを一元管理し、セグメントされた顧客に合わせてメール配信やプッシュ通知、ディスプレイ広告の配信といった施策を自動的に行おうというサービスが登場している。開発したのはソフトバンクグループのジェネレイトだ。
同社では、これまでO2O支援サービスの提供を行っており、今回のマーケティングオートメーションサービスでもこのO2Oサービスを活用する。来店を促すキャンペーンに顧客が応募し、実店舗に来店するまでのデータを収集。さらに企業が保有する購買履歴などの顧客情報を本サービスに統合し、顧客のステータスに応じた、次なる打ち手を自動的に実行する。
例えば、キャンペーンの告知バナーを見たけれど応募していない人、応募して来店したけれど何も購入していない人 …
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