放課後の教室で“甘い”デートを体験、「スーパーカップ」ＰＲにオキュラス活用

明治「明治エッセルスーパー祭り」

ヴァーチャルデートで甘い体験

仮想空間に入りこんだかのような感覚に浸れる「オキュラスリフト」を活用したプロモーションイベントが7月19日、20日に渋谷・パルコ前で開催された。

オキュラスリフトとは、米Oculus VRが開発したヘッドマウントディスプレイで、今年3月末には米フェイスブックが同社を買収、その技術に世界中から注目が集まっている。ヘッドマウントディスプレイを装着して右を向くと、映しだされている仮想空間の右側が見え、左を向けば左側が見えてくるというもので、内蔵されたセンサーが頭の動きを感知し、映像が追随する仕組み。まるで仮想空間にいるかのような没入感が得られるこの最新技術を、商品プロモーションに活用したのが、明治のカップアイス「明治　エッセルスーパーカップ」のイベントだ。

今年20周年を迎えた同商品は、全国20ヵ所、20万人を対象とした大型サンプリング企画を実施。その一環で渋谷にて開催のサンプリングイベントでは、オキュラスリフトを使い、ヴァーチャルデートが体験できるスペースを設けた。高校生がイメージターゲットの同商品だが、発売から20年が経ち、かつて高校生だった大人たちにも、青春時代を懐かしんでもらいながらロングセラー商品を楽しんでもらおうと、仮想現実の技術を使った企画を採用。商品の無料配布だけで終わらせないイベントに仕立てた。