販売促進の専門メディア

           

イベントに行きたくなる 告知・案内ツール

参加を「ひと押し」する効果的なキャッチフレーズのつくりかた

MAKEOVERS 加納裕泰

「このイベントは行きたい」と思うイベント告知ツールには、行く前から「おもしろそう!」と思わせる仕掛けがある。参加を“ひと押し”する効果的なキャッチフレーズはどうしたら作れるのだろう。

プロが必ず考えるコピーを書く前三つのポイント

いきなりイベントの集客を任されたあなた。早速集客しなきゃ!とは言っても、どうしたらいいのか分からない…。そんな時も慌てることはありません。「このイベント、絶対行きたい!」と思わされた経験が一度や二度はあるはず。ではそのイベントのどんなところに惹かれ、参加する気になりましたか?ヒントはこういった質問にあるのです。

ところで、スポーツにも準備体操が必要なように、効果のあるキャッチフレーズを書くにも、頭の準備体操が必要です。机の前に座って、いきなり頭をひねっても出てくるものではありません。では、ウォーミングアップがてら三つのポイントについて考えてみましょう!

(1)キャッチフレーズって、何だ?

キャッチフレーズは、突飛なことを言うのでもなければ、芸術的な表現をすることでもありません。一番大切なのは、あなたが「何を言いたいか」ではなく、「相手が何を知りたいか」に答えているかどうかです。深呼吸をするように、心の中でいつも繰り返しましょう。

(2)コンセプトを理解する

イベントの告知広告を作る、という与えられた仕事だけではなく、自分なりに「会社がどんな目的でこのイベントを成功させようとしているのか?」を考え直してみましょう。イベントの目的、狙い、アピールポイント、まずはこれらを考え、分からなければ上司に聞いてみましょう。

(3)ターゲット層を把握する

そもそも、このイベントが誰のためのものなのかはきちんと整理して頭に叩き込んでおきましょう。どんな人に来て欲しいのか、その人たちがどんなライフスタイルを好み、今どんなことが気になっているのか、これらに答えられなければ、効果の出るキャッチフレーズは書けません。

img01

©Makeovers & Hiroyasu Kanou.

自分が勤める会社が、お客さまからどう見られているか、そして、誰のためのどんなサービスを得意とする会社なのか。根本を分かっておくこと

これだけは覚えておきたい四つのおまじない

いくらコンセプトを理解しても ...

あと59%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

イベントに行きたくなる 告知・案内ツール の記事一覧

参加を「ひと押し」する効果的なキャッチフレーズのつくりかた(この記事です)
強い動機を作るのが鍵!顧客との関係性に応じた集客術
SNSは簡易版マスメディアではない 「ソーシャル集客」のポイントとは
6時間並んでもクレームなし おもてなしの様子がSNSで拡散
三越が実施した「ライオン像」100年企画 お得意様を集めたオリジナルハガキの仕掛けとは
CMからイベントツールまで連動 飛び出す仕掛けでつくるオドロキが人を集める
都心で開催のアウトドアイベントに1万8000人来場 その集客施策とは

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する