講談社/漫画『スキップとローファー』「37色の赤面広告」OOH
スキローらしさとして「赤面シーン」に着目。喜びにも悲しみにも全力で向き合っているからこそ赤くなる顔を青春の瞬間と捉え、37種類の赤色に言い換えて表現。渋谷の駅空間を真っ赤に染め上げるビジュアルで、半年ぶりの新刊発売を盛り上げました。
UP TO WORKS
男子B(六車勇登):ヒョーヒョーなんもねぇこの街で
ひとりrapingひとり…
S:♪Yuming
「私の心の中の地図」
男子A(阿川稟大):神様はなぜ、僕らをここに閉じ込めたのか
(野球部員達):ファイト~!
ファイオー!ファイオー!ファイオー!
女子(織田梨沙):目に映る、すべてがキライで…
男子B(六車):この街のヤツらはflowがねぇな!
ひとこと言わせろや!クソったれ~が!
…それ以上に、自分がキライで
(友達):帰る?
女子(織田):…どこに?
(野球部員):どうせ予選落ちだよ。
クソつまんねぇ~!!
男子A(阿川):ワァー!!
女子(織田):ワァー!!
男子B(六車):ワァー!!
男子A(阿川):消えたくて…ワァー!!
男子B(六車):ワァー!!
女子(織田):ただ…笑うしかなかった
バーカ!!
男子A(阿川):わぁー!!だっせぇー!!
男子B(六車):あの場所は…
S:逃げ出したかった場所こそが、僕の「楽園」であった。
CI:Daiwa House
青春は、当事者にとっては苦い鬱屈した時間です。
人生で初めての「苦さ」に戸惑い、自分で解放することはとてもできません。
従って、「苦さ」は、自身の中へと次第に溜まってゆきます。
少なくとも僕の場合は。
時間は過ぎ去っても、青春の記憶は消えません。
あの苦しかった時間は、人生の助走だったと今は気づきます。
その日々には「家」がありました。温かな場所であるからこそ、飛び出したい欲望。
重要なのは同じ心をもつ友がいたことです。
誰にも青春があります。そして、誰にも「家」があります。
そんな『青春の舞台』をつくる会社を表現しました。
(TUGBOAT クリエイティブディレクター/CMプランナー岡康道)