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麻布十番に常夏のハワイの景色が広がる―ノースショアのオフィス

8階のワークスペース。呼称は「Beach」。手前にはフリーアドレス席、奥には固定席を設け、職種や働き方に応じたレイアウトとなっている。

東京 麻布十番駅に直結したビルの中には、常夏のハワイの景色が広がっていた。ノースショアは戦略立案から映像・デジタル・グラフィックまで手がけるクリエイティブブティックだ。社名の「ノースショア」はハワイ オアフ島北岸に位置するサーフポイントに由来する。30mを超えるほとんど「壁」とも言える、巨大なビッグウェーブに挑むには、畏怖、躊躇といったネガティブな感情を一蹴する強いメンタリティ、チャレンジスピリットが求められる。自身もサーファーである代表の石井龍さんは、世界中からその波を乗りこなそうと集まるサーファーをリスペクトし、そのマインドを社名に込めた。

オフィスを「Beach」、社員を「Surfer」と呼びあう企業文化も大切にしており、この8月に増床した新たなフロアにも、随所にこだわりが見られる。エントランスを入ると、砂浜やウッドデッキが広がり、オフィス中央に配置されたシンボリックなワゴンカーには「現状に満足せず、さらに次のステージを目指そう」という思いが込められているという。

「目指したのは、1%でもモチベーションの上がるオフィス。その積み重ねは大きな差になると信じています」。そう語る石井さんの夢は、麻布十番に将来「クリエイターの楽園」となるビルを建てること。「クリエイターが最大の資産。彼らのモチベーションを最大化させる空間を実現したい」と話す。このオフィスは、その大きな夢に向かう通過点だ。

白い砂浜の上のウッドデッキを渡っていく打ち合わせスペース。

中央にあるワゴンカー「north cafe」の中にも打ち合わせスペースがある。

テキスタイルやインテリアもすべてハワイをイメージしたものをチョイスしている。

9階のエントランスを抜けると受付兼カフェカウンターが出現する。

外部クリエイターも利用できる、9階のコワーキングスペース。

短時間向けの立ちミーティングスペース。

砂浜の砂には、ハワイから運んできた砂を実際に混ぜているという。

9階の編集スタジオ。

ノースショア代表取締役社長兼CEOの石井龍さん。

ノースショア

コミュニケーション領域でのクリエイティブおよびコンテンツ開発でNo.1 Only1 を目指すクリエイティブブティック。あらゆるメディアに対応した企画や制作に加え、近年は自社サービス・アプリ開発やスポーツ事業などビジネス領域を広げている。

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