約180人が東急百貨店マークを人文字で再現した、東急百貨店本店最後の屋外広告
東急百貨店本店から、BSフジの番組『小山薫堂 東京会議』に届いた会議依頼。それは「東急百貨店本店 最後の屋外広告にふさわしい写真を撮ってほしい!」というもの。
UP TO WORKS
歌:値上げ(高田渡)
値上げはぜんぜん考えぬ
年内値上げは考えぬ
今のところ値上げは見送りたい
すぐに値上げを認めない
値上げの時期は考えたい
値上げを認めたわけではない
すぐに値上げはしたくない
値上げには消極的であるが
年内値上げもやむを得ぬ
近く値上げもやむを得ぬ
S:25年間踏んばりましたが、
歌:値上げもやむを得ぬ
S:60→70
歌:値上げにふみきろう
「値上げ」をCMのテーマにするのは、ふつうリスクがある。
でも、ガリガリ君10円値上げは、放っておいても大きなニュースにはなる。だったら、しれっと値上げするのではなく、正面切って言ったほうが「らしい」。ふつうリスクととらえることを遊びゴコロを持ってやってみるチャレンジが「らしい」。らしさ、つまり赤城乳業の「人柄」に寄り添ってこういうCMができたのだと思う。
大好きな高田渡さんのユーモラスな歌で、くすりと笑えるCMをイメージしたが、出来上がってみると不思議と感動的でもあった。今回しかできない、赤城乳業じゃないとできない。こういう仕事がしたかった。(電通関西支社 マーケティング・クリエーティブセンター クリエーティブディレクター 古川雅之)
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