地域に潜在している価値を再編集して展示する
地域×デザイン ―まちを編みなおす20のプロジェクト―
2月18日より東京ミッドタウン・デザインハブで、「地域×デザイン―まちを編みなおす20のプロジェクト―」が始まる。
いま、日本各地で地域の特色を生かしたさまざまな取り組みが行われている。それは、地域に潜在している価値を改めて見つめ直し再編集するような作業だ。本展ではこのような取り組みを、もともとその地がもつ価値を改めて見出し「まちを編集」すること、また生活・文化やコミュニティの「編みなおし」と考え、デザインの視点から分析、紹介する。
本展の企画運営を手がけるのは、グッドデザイン賞を主催する日本デザイン振興会と、プロジェクトデザインで社会を変革する力を持った人材育成を目指す事業構想大学院大学(学校法人日本教育研究団)。また、デザインと会場構成には、自身も地域とのプロジェクトを実施しているUMA/design farm の原田祐馬さんと建築家ユニットの dot architectsを迎え、多角的な視点で地域のプロジェクトを紹介していく。
地域×デザイン ーまちを編みなおす20のプロジェクトー | |
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2月18日~3月6日 東京ミッドタウン・デザインハブ 11時~19時 会期中無休・入場無料 ◆問い合わせ→03-6743-3776 東京ミッドタウン・デザインハブ |
ワークショップから生まれた新たなる作品
田中功起 共にいることの可能性、その試み
映像記録、インスタレーション、執筆、パフォーマンスおよびイベント企画といったさまざまな方法を通して、現在の社会状況や既成の枠組みに対し、別の視点やあり方を模索する活動で近年、注目されている作家、田中功起。水戸芸術館では、田中功起による国内初の大規模な個展を開催する。本展では、協働による営みに関心を抱くようになった2010年以降の田中の活動に焦点をあて、新作を中心に、近年の取り組みとあわせて紹介する。
今回制作された新作は、一般参加者とファシリテーター、撮影チームらと一つ屋根の下をともにした6日間の滞在とそのなかでのワークショップがもとになっている。朗読、料理、陶芸、社会運動にまつわるワークショップ、ディスカッション、インタビューなどで構成された …