読者の皆さんから寄せられた
「2015年の広告振り返りと2016注目のもの・こと・ひと」より抜粋
広く告げることより、個人にカスタマイズする方向に向かっていると思う(20代男性・調査会社)
「大量に出稿されるわけではないけれども、そのクオリティとインパクトで話題を呼んでWeb上で拡散される」ケースの広告クリエイティブが増えている。今後はさらに「話題を呼んだWebコンテンツがテレビCMになる」ケースが増えていくのではないかと思う(30代男性・広告会社コピーライター)
ますますWeb寄りになっていますが、アナログに注目しています。広告の先で人が触れるモノ、サービスといった価値の本質を突く言葉やビジュアルがいつの世の中も大切だと思っています(40代男性・クリエイティブエージェンシー コピーライター)
2015年共通の概念というものが利用されることが多かった気がします。2016年でそのやり方をこえる手法が出るのかという所に注目したい(40代男性・制作会社デザイナー)
2015年に限らずですが、ビールの宣伝には女性が、掃除具の宣伝には男性が出ることが多くなったと感じます。ジェンダーフリーが時代の象徴でしょうか(40代女性・一般企業)
なんとなくCM全体の雰囲気が似てきており、競合他社同士で同じようなことをやっているな、と感じる(30代男性・制作会社プロダクションマネージャー)
2015年の盛り上がったキャンペーンのひとつにauの三太郎があると思います。奇をてらいすぎることもなく、ユーモアもあって、ちょっとシェアしたくなる表現が、今っぽいCMの形なのかなと思いました(30代男性・クリエイティブエージェンシー プランナー)
先進的な広告は、出版・広告業界の人間がWebで「調べて探す」レベル。「テレビを見てれば目にする」という一般的な目線ではないので、内輪でやってる感じが否めず、広告業界・企業間にも「SNS」らしさが蔓延しているのだと感じます(30代男性・デザイナー)
三太郎で、久しぶりにCMから「自由」を感じた。16年は、ソフトバンクがどう巻き返すのか、期待(40代男性・ライター)
昔の代表的なCMなどを復刻版として、作ってほしい。今の時代だからできる表現方法とかで、より面白くしてほしい(20代男性・学生)
CMを見て、最近笑ったことがない。ココロを動かすコンテンツとしては、とても寂しいことだと思う。視聴者からのクレーム、それを逃げるための注釈が増えて、クライアントとクリエイティブの人間が、つくる前から心配性になって、シュリンクしていると感じる。元気なCMは、元気な日本をつくること。そのための攻める勇気を、今一度みんなで持たなければと思う(40代男性・広告会社クリエイティブディレクター)
東海テレビの「戦争を、考え続ける」もインパクトがあって、頭にこびりついています(20代男性・学生)
やはりオリンピックロゴ問題。「デザイン」に対する一般人とデザイン業界人との間にある …