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名作コピーの時間

勝浦雅彦さんが考える、「どうやったらいいコピーを書けるようになるのか」

勝浦雅彦

    今日、私は、
    街で泣いている人を
    見ました。

    エーザイ(チョコラBB)/1989年
    ○C/仲畑貴志

    十歳にして愛を知った。

    ライオン事務機(ライオンファイル)/1974年
    ○C/眞木準

    希望はいいものだよ。
    多分最高のものだ。
    いいものは決して滅びない。

    映画『ショーシャンクの空に』より/1994年
    ○原作/スティーブン・キング

どうやったらいいコピーを書けるようになるのか。ずっと、15年以上その問いを考え続けている。

「コピーはポエムなのか?」論が噴出し、コピーが細かく分類され、いつの間にかコピーライターも「マス」と「デジタル等マス以外」に分かたれた。トレンドは後者であり、前者は「オーソドックス」と揶揄すらされている。

19歳。電通の塾に入ったとき、面接で「君はどんなコピーが好きなの?」と問われ、自然に浮かんだのは仲畑さんの「今日、私は、街で泣いている人を見ました。」だった …

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