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DM AWARD

クリエイターのためのDMハック

日本郵便

DM(ダイレクトメール)はその名の通り、直接ターゲットに手紙が届くことで告知広告や販促集客に活用される手法だ。タイミングや表現方法の違いによって、受け手が感じるインパクトや、差出人のイメージも変わってくるもの。ここでは、企業や個人のDMをより簡単に、より効率的にコストを抑え、効果的に配送するサービスで成果を上げる日本郵便のサービス、「DMファクトリー」を紹介する。

01 サイト内の【DMのヒント】バナーで、DM成功の鍵を紹介している。
https://dmfactory.biz.post.japanpost.jp/hint/hint.pdf

DMはすきま時間に素早く安く制作・配達

オフィス移転やクリエイティブユニットの立ち上げ、新しいクリエイティブワークの発表など、クライアント企業だけでなく広告会社や個人事務所でも、DM制作は必要不可欠なアピールツールとなっている。担当者は誰でも、デザイン制作から紙の選定、印刷、配達までのフローで、より効率よく、コストを抑え、且つクオリティを上げたいと思うもの。このような課題に対し、初心者からプロフェッショナルまで対応できるサービスとして、日本郵便は「DMファクトリー」を提供している。これは、Web上で直感的にデザインから印刷、配達までを注文できるのが特徴だ。テンプレートやデザイン素材も豊富にそろっているため、自主制作が間に合わない場合もクオリティを下げずに制作が可能だ。印刷は40~3万枚まで(郵便はがき、年賀はがきに印刷の場合、私製はがきは100枚から注文可能)。

02 年賀はがきDMを、あて名なしでエリアを指定して配達できる。

宛名なしでも指定エリアに配布可能

年末の納期と並行してなんとか年賀状のデザインはできたが、「宛名リストがない」、「特定のエリアに告知しておきたい」といった課題を持つクリエイターも多いのではないだろうか。

DMファクトリーには、年賀状送付に特化したサービスとして「年賀タウンメール」の受付を行っている。これは、指定した配達エリア内に、宛名の記載を省略した年賀はがきを一般の年賀状とともに配達できるというものだ。

日本郵便の調査によると、年賀はがきDMを受け取った際「手元に置いておく」と回答した人は70%に上り、「情報が信頼できる」という印象を持つ人は、折り込みチラシやメールよりも高い結果が出ている。宣伝、販促活動を考える企業や個人に特に効果を発揮しているという。

03 はがきの表面スペースに広告や顔写真を入れて注目度を上げることができる。

04 2020年東京オリンピック開催決定時になぞらえたデザインにしたことで反応も上々。

AR年賀利用で、Webへのアクセス16倍増

DMファクトリーを活用して、ARを使ったオリジナルの年賀状DMを作成したという、JPメディアダイレクトの濱村さん。新年のあいさつとして、CEOのメッセージをARで再生できる仕組みにした。AR読み取りアプリもその場でダウンロードできるよう宛名下にQRコードを印刷して、その効果は、アクセス数6.5%。また、Webへのアクセスは以前利用していたQRコードからの流入に比べ、16倍増となった。

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