現在、全国で4店舗を展開するインナー・コーディネイトショップ「AMPHI FULFRU(アンフィ フルフル)」。このショップがオープンするにあたり、ワコールとカゼプロを中心としたクリエイティブチームでタッグを組み、流通にプレゼンを行った。
コンセプトは「北欧のくだもの屋さん」
今年3月、ららぽーとTOKYO-BAY店にオープンしたインナー・コーディネイトショップ「AMPHI FULFRU(アンフィフルフル)」は、「毎日のインナーをカラフルに」というコンセプトで立ち上げられたワコール「AMPHI」の新業態。ショップでは、その日の気分で洋服を選ぶような感覚でコーディネイトを楽しめる。コンセプト通り、色を重視した店内では、メインカラー8色で商品を展開し、1カラーにつき3種類のブラジャーと12種類のショーツを揃えている。ブラジャーとショーツのセット売りが基本だった従来のインナーショップとは趣が異なり、選ぶ楽しみを体感できることが特徴だ。
「海外ではブラジャーとショーツを別に買ってコーディネイトできるショップが増えつつあるのですが、日本ではそういう買い方は浸透していません。最初のブレスト時にワコールさんとスタッフが目指したのは、インナーの新しいカルチャーを作ろうということでした」と話すのは、カゼプロ神田亮さん。
同ブランドは大型ショッピングセンターでの展開を見据えたワコールの新業態として企画がスタート。ワコールのパートナーとしてカゼプロが指名を受け、コピーライターこやま淳子さん、アートディレクター吉田ユニさん、デザインビジネスプロデューサー天野譲滋さんが参加し、2013年初頭にプロジェクトが動き始めた。
目指したのは、これまでにない ...