冬の風物詩を盛り上げる 岡田園長のアクスタ登場
京阪電気鉄道が運営する、大阪・枚方にある遊園地「ひらかたパーク」といえば、季節ごとに展開されるユニークな広告が有名だ。今冬はイルミネーション「光の遊園地」を2024年11月から2025年4月にかけて開催しており、「超ひらパー兄さん」であり園長を務める、岡田准一のアクリルスタンドの販売も開始した。
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少し疲れを感じたり、一息つきたい時にほしい缶コーヒー。キリンビバレッジ「ファイア」の商品の意義は、もう一歩を踏み出すために「心に火を灯すこと」。テレビCMでも、働く人の、“体の真ん中”に火を入れるようなメッセージを訴えている。
「誰にでも頭を下げて、それでも笑っていられる父が嫌いだった。(中略)小さく思えた父の仕事、いまならわかる」――キリンビバレッジの缶コーヒー「ファイア」が、働く人々へ普遍的な仕事論を打ち出す「心に火を。」キャンペーンを展開中だ。
10月1日、テレビCMや屋外広告、自動販売機へのPOP展開を始めた。30~50代男性を対象に、市場での支持拡大を図る。
ブランドの誕生は1999年。商品開発から携わってきた電通から、競合プレゼンを経て2011年、アサツー ディ・ケイとクリエイティブディレクター松尾卓哉さん率いる17(ジュウナナ)が担当することになった。商品名は「直火焙煎」といった製法に由来、誕生時から商品コンセプトは“コーヒーは火でもっとうまくなる”。やすらぎの提供をうたう競合商品と異なり、「ファイア」のポジショニングは“覚醒系”。疲れた時にもう一度、自分のエンジンをかけるコーヒーという位置づけだ。
「14年前の大々的な登場以来、支持を集めてきた商品。月日が経ち、その輪郭が見えづらくなってきたからこそ、改めてブランドの立ち位置、本来的な存在意義を明確にしようと考えました」と松尾さんは語る。「『ファイア』の原点である『火』。では消費者にとって火とは何か。私は“心の有り様”のことではないかと思います」。